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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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あれから10年 みどりの日 よみがえる松原 岩手・陸前高田

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東日本大震災から10年。松の苗木4万本の植樹がまもなく終わり、緑色の松林が再び育ちつつある「高田松原」=岩手県陸前高田市で2021年4月22日、小型無人機で手塚耕一郎撮影
東日本大震災から10年。松の苗木4万本の植樹がまもなく終わり、緑色の松林が再び育ちつつある「高田松原」=岩手県陸前高田市で2021年4月22日、小型無人機で手塚耕一郎撮影

 東日本大震災から10年。大津波で「奇跡の一本松」を除いて壊滅した岩手県陸前高田市の高田松原の再生が進み、沿岸部に再び緑が戻りつつある。

 国の名勝にも指定された松原は約2キロの砂浜に約7万本の松が生い茂り、大勢の海水浴客も訪れる憩いの場だったが、震災による津波や地盤沈下で砂浜も9割が失われた。

 隣町の女性が震災前年に拾った松ぼっくりから取った種子を託された「高田松原を守る会」が、県や市と協力して松原の復活に取り組んできた。苗木の植樹は今月、目標の4万本に達する見込みだ。同会の千田勝治副理事長(72)は「松の成長には50年かかる。若い世代にも関わってもらい、市民の宝として引き継ぎたい」と話す。【手塚耕一郎】

【東日本大震災】

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