米インド太平洋軍の新司令官、5月後半に来日 対中抑止策を協議

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日米の国旗=武市公孝撮影
日米の国旗=武市公孝撮影

 在日米軍を傘下に置く米インド太平洋軍の新司令官に就任したアキリーノ海軍大将が、5月後半に来日することが分かった。岸信夫防衛相や山崎幸二統合幕僚長らと会談し、中国による軍事圧力が露骨さを増す台湾情勢や対中抑止策を協議する。日本側は菅義偉首相との会談も調整する方向だ。複数の両政府関係者が明らかにした。

 就任から間もない最初の日本訪問で、日米の連携や強固な同盟を示す。日本側との一連の会談で、沖縄県・尖閣諸島周辺で相次ぐ中国公船による領海侵入や、北朝鮮の核・ミサイル問題も話し合う。「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現へ引き続き日米が協力する方針も確認する。

 台湾情勢は、菅首相とバイデン大統領による4月16日の日米首脳会談でも主要議題になった。米軍は中国が「6年以内」に台湾に軍事侵攻する可能性があるとの見方を示し、日本政府も自衛隊活動に関わる法運用の本格的な検討に入っている。

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