交通事故でけがのアマミノクロウサギ、山に戻れた 奄美大島

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放たれたアマミノクロウサギ=環境省奄美野生生物保護センター提供 拡大
放たれたアマミノクロウサギ=環境省奄美野生生物保護センター提供

 鹿児島県奄美大島で交通事故に遭い保護された、国特別天然記念物のアマミノクロウサギが治療を終え、山に放された。環境省奄美野生生物保護センター(同県大和村)が発表した。交通事故で負傷したクロウサギの野生復帰は2例目という。

 同センターによると、クロウサギは4月14日に同県宇検村の県道上で住民が保護した。雄で、目立った外傷はなかったが、頭を打った症状がみられ、同県龍郷町の動物病院で治療後にセンターで経過観察を続け、職員が保護現場近くの山林に同21日に放したという。

 奄美大島でのクロウサギの交通事故は、2020年に過去最多の50件発生している。センターは「どんな道路でも生き物が出てくる可能性がある。特に夜間はゆとりを持った運転をしてほしい」と呼びかけている。【神田和明】

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