少年院出た子の勉強 「プロ」が支える 初の官民協力、夏にも

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法務省=本橋和夫撮影
法務省=本橋和夫撮影

 少年が再非行に陥るのを防ぐため、法務省は、民間の事業者と協力して、少年院を出た少年への学習支援に乗り出す。少年院に入る少年の6割強は在学しておらず、高校卒業の資格を持っていないとのデータもあり、民間のノウハウを活用して学びの継続を支え、高校卒業や進学、就職にもつなげたい考えだ。早ければ今夏にも事業をスタートさせる。

 法務省によると、事業の担い手は、実績がある「学習支援のプロ」を想定。学習塾など教育業界が関心を寄せているとみられる。

 事業者は、少年と少年院にいるうちから面談し、学習の意欲や方向性を聞き取って支援計画を作る。少年院を出た少年は、多くが保護観察所の指導監督の下で生活を送る。このため、事業者は保護観察所とも情報交換しながら、少年のために学習環境を整備。少年院を出た後の約1年間、学びの機会を提供したり、学習の相談に乗ったりする。事業者が持っているオンラインの「学習支援アプリ」を教材として活用するような支援も考えられるという。

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