東日本大震災

福島第1原発事故 浪江、南相馬、いわき出身の職員 双葉・伝承館、若手が語り部活動 /福島

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語り部として活動を始める横山和佳奈さん(左)、渡辺舞乃さん(中)、遠藤美来さん(右)=福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で2021年5月2日午後6時22分、高橋隆輔撮影
語り部として活動を始める横山和佳奈さん(左)、渡辺舞乃さん(中)、遠藤美来さん(右)=福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で2021年5月2日午後6時22分、高橋隆輔撮影

子どもから見た震災記憶

 東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)の若手職員3人が、同館で語り部として活動を始める。被災当時小学生だった3人は、子どもから見た震災の記憶を語り継ぎ、若い世代に共感を得たいと意気込んでいる。8日以降に順次デビューを予定している。

 語り部を始めるのは、浪江町出身の横山和佳奈さん(22)▽南相馬市出身の渡辺舞乃さん(19)▽いわき市出身の遠藤美来さん(19)。現在、同館には26人の語り部が登録されているが、最年少が55歳で、平均年齢は66・7歳。若年層の語り部がいないことや、「職員も震災を語れるように」との同館の方針もあり、語り部を始めることにした。

 2日に職員らを前に行った練習で、横山さんは、津波で祖父母を亡くした経験を説明。「地震が起きたら安全な場所に。津波が来たら避難して。私が伝えたいことはこの二つだけ。海が気になるのも、写真を撮りたい気持ちも分かります。それでも、死んでしまっては元も子もありません」と、教訓を力強く訴えた。渡辺さんは転校先で友達作りに苦労した子どもならではの被災体験を、遠藤さんは震災直後に準備する暇もなく東京へ避難した…

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