イラン外相音声流出 革命防衛隊批判で波紋

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 イランのザリフ外相が、最高指導者ハメネイ師直属の軍事組織・革命防衛隊に批判的と受け取れる発言をした録音データが流出し、国内で波紋を呼んでいる。保守穏健派の間では6月の大統領選でザリフ氏の出馬を期待する声もあるが、今回の「事件」が打撃になるとの見方が出ている。

 この音声は、今期で退任するロウハニ大統領の政権内で「次期政権の参考になるように」と政府高官の経験をインタビュー形式で記録していたものだった。ロイター通信によると、機密扱いとされた録音の一部が何らかの形で漏えいした。

 ザリフ氏はこの中で、2015年にイランが欧米諸国などと結んだ核合意を巡る交渉の際、革命防衛隊の中の精鋭コッズ部隊のソレイマニ司令官(20年に米軍が殺害)による度重なる妨害があったと示唆。「彼は私が交渉へ行くたびに細かく指示を出してきた」などと語っている。

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