バイデン米政権 難民政策、二転三転 受け入れ進まず

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 バイデン米大統領の難民受け入れ政策が混迷を深めている。トランプ前政権が設定した過去最低レベルの難民受け入れ枠を巡り、拡大から現状維持へと方針転換して批判を浴びると、3日には再び「拡大する」と表明。だが、実際の受け入れ人数は「枠には届かない」とも説明するなど二転三転し、与党・民主党左派などからも「公約違反」との批判が上がっている。世論調査の政策課題別支持率で「国境の治安と移民」が最低との結果も出ており、政権が神経をとがらせている。

 バイデン大統領は3日に声明を発表し、2021会計年度(20年10月~21年9月)の難民受け入れ枠を現状の約4倍増の「6万2500人」とする方針を発表。「世界中で苦しんできた難民たちの(米国の政策への)疑問を拭い去るため、今日の発表が大切なのだ」と訴え、地域別では▽アフリカ2万2000人▽中東・南アジア1万3000人▽東アジア6000人▽中南米5000人と定めた。

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