ペットに「もしも」の備え 高齢飼い主の万が一 地域がサポート

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死亡した60代半ばの独居男性宅とその周辺に取り残された猫=福岡県古賀市提供
死亡した60代半ばの独居男性宅とその周辺に取り残された猫=福岡県古賀市提供

 飼い主の死亡や入院によりペットが行き場を失うことがないように、福岡県古賀市は動物事案を扱う環境課と介護の担当部署が連携して、ペットがいる高齢者宅の飼育環境を把握し、万が一に備えて預け先や引き取り先を飼い主と事前に決めておく取り組みを始めた。社会問題化している多頭飼育などの早期発見にもつながる先進的な取り組みとして注目される。

 直接的には関係のない別々の部署が連携をするようになったのは、同市でここ数年、1人暮らしの飼い主の死亡や入院で猫が取り残されるケースが相次いだのがきっかけだ。2017年には60代半ばの独居男性が自宅で死亡し、10匹以上が取り残された。別居する家族は引き取れず、地域住民らが世話をしたり、新たな飼い主を探したりした。70代の独居男性が同じく自宅で死亡した20年のケースでは、男性を担当していたケアマネジ…

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