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「舁き山」今夏も無念の見送り 「博多っ子純情」の町 山笠なくとも人情厚く

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スピード感あふれる櫛田入りを見せる六番山笠・東流=2018年7月15日、森園道子撮影
スピード感あふれる櫛田入りを見せる六番山笠・東流=2018年7月15日、森園道子撮影

 九州、いや日本を代表する祭りの一つ、福岡市の博多祇園山笠(やまかさ)。フィナーレの追い山などで町を走る「舁(か)き山」が、今夏も新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送られることになった。祭りに入れ込む「のぼせもん」の無念さはいかばかりか。それでも、漫画「博多っ子純情」でその気概に触れ、祭り一色となる夏に単身赴任の身を置いたこともある町は、明るく迎えてくれた。

 長谷川法世(ほうせい)さんの漫画は、博多人形師を父に持つ郷六平が恋人の小柳類子や友人らと共に、友情や性への興味に時として戸惑いながら成長するストーリー。漫画アクションに1976~83年連載された。山笠を軸にした地域との深い交わりと人情、家族愛が根底に流れ、全編で博多弁が飛び交う。中洲、聖福寺(しょうふくじ)、東公園など博多の見どころが多数登場する。

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