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「宣言遅い」 感染過去最多の福岡県 久留米など既に医療逼迫

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急増した新型コロナ患者を受け入れるため廊下に仕切り板を立てて作った区画で感染防護具を着ける看護師=福岡県みやま市のヨコクラ病院で2021年5月7日午前11時5分、平川昌範撮影
急増した新型コロナ患者を受け入れるため廊下に仕切り板を立てて作った区画で感染防護具を着ける看護師=福岡県みやま市のヨコクラ病院で2021年5月7日午前11時5分、平川昌範撮影

 福岡県に3度目の緊急事態宣言が発令されることが決まった7日、県内では過去最多となる472人の新型コロナウイルスの陽性が新たに確認された。地域によっては既に病床が逼迫(ひっぱく)しており、医療関係者からは「宣言が遅すぎた」との声も上がる。

 「医療現場の緊迫感と世の中の雰囲気にギャップがある」。新型コロナの重症患者を受け入れる久留米大病院(福岡県久留米市)の高須修副院長はそう訴える。大型連休中、同病院にはコロナ患者の受け入れを求める電話が次々にかかってきた。だが連休を挟んで18床から29床に拡大したコロナ病床もすぐに満床状態になり、断るケースもあった。県の要請もあり、5月中旬には39床まで増やす方針だが「怖いのは連休の影響が出る2週間後だ」と語る。

 人口30万人の久留米市を含む県南部で感染が急拡大し始めたのは4月下旬。同市の新規陽性者は4月24日に最多の75人を数え、人口当たりでは大阪府の約2倍、東京都の約4倍となった。市によると、5月6日現在、市内にあるコロナ病床86床のうち79床(91・9%)が埋まっている。久留米周辺の医療機関だけでは患者を受け入れきれなくなり、同市など4市2町を管轄する久留米広域消防本部が管轄外に搬送した事例は4月1…

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