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「高齢者施設はもう病院だ」訪問治療する医師、大阪の危機訴え

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高齢者施設の部屋で新型コロナウイルス患者の治療を行う渡辺克哉医師(中央)ら=2021年4月10日(医療法人社団日翔会提供、画像の一部を加工しています)
高齢者施設の部屋で新型コロナウイルス患者の治療を行う渡辺克哉医師(中央)ら=2021年4月10日(医療法人社団日翔会提供、画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの感染「第4波」では、医療崩壊の状態で搬送先の病院が見つからず、重症化リスクの高い高齢者が次々と命を落としている。7日判明分だけでも、高齢者施設のクラスター(感染者集団)により神戸市内で入所者25人が犠牲となり、大阪府門真市内でも13人が亡くなった。大阪府内の高齢者施設を訪問する医師は「施設はもう『病院』だ。感染者を減らして元を絶たない限り、こういった状況は続く」と語り、多くの現場が「命の危機」にひんする現実を証言した。

 医療法人社団日翔会(大阪府茨木市)の渡辺克哉医師(46)は看護師2人とチームを組み、複数の高齢者施設を訪問して治療に当たっている。施設では、入院待ちの患者たちがいる。以前は重症化しそうな時点で救急車を呼び、病院に搬送していたが、4月中旬から状況が一変した。

入院先が決まった1時間後に死亡

 救急車を呼んでも搬送先の病院が決まらず、数時間の待機の後、引き揚げてもらう…

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