大津園児死傷2年 交通安全指導に力 ソフト面の防止策進む 県警など /滋賀

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事故現場に献花し、手を合わせる女性=大津市大萱6で2021年5月8日午前10時44分、菅健吾撮影
事故現場に献花し、手を合わせる女性=大津市大萱6で2021年5月8日午前10時44分、菅健吾撮影

散歩付き添いアドバイス

 大津市の県道交差点で車同士の衝突に巻き込まれ、散歩中の保育園児ら16人が死傷した事故から8日で2年を迎えた。自治体や警察は道路の安全対策工事とともに、園児らの散歩コースでの交通安全指導など、ソフト面での事故防止策も進めている。

 大津市は大津署と協力し、保育園や幼稚園、認定こども園の園長会に同署交通1課員を招き、散歩時の注意点などを指導する取り組みを始めた。同署は2020年から園周辺の事故発生箇所を示したハザードマップを作成し、管内の保育園や幼稚園などに配布。21年はマップに基づき、署員が園児らの散歩に付き添い、横断歩道の渡り方などについてアドバイスする交通安全指導に力を入れている。

 一方、大津市が20年度中の制定を目指していた交通安全条例は、新型コロナウイルスの影響で協議が停滞した。条例は、事故被害者の家族らが19年11月に提言書を提出。20年1月に公表された骨子案では、事故が発生した5月を交通安全強化月間とすることなどが明記された。市自治協働課は「交通事故での死亡率が高い高齢者への対策を盛り込むなど、関係者と協議を進めたい」としており、21年度中の制定を目指す。

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