松本弦人さんが編集・デザイン 『日本国憲法』にTDC賞

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 東京タイプディレクターズクラブ(TDC)が国内外の優秀なデザインを表彰する「東京TDC賞2021」のグランプリにグラフィックデザイナー、松本弦人さん(60)が編集・デザインした書籍「日本国憲法」(2019年、TAC出版)が選ばれた。TDCは文字の視覚表現を軸としたグラフィックデザインの発展と研究を目指し1987年に設立。31回目になる同賞には35カ国から計3750作品が寄せられた。

 同書は、条文を戦後日本を代表する美術作品と組み合わせて読ませるユニークな一冊。天皇を国の象徴とする1条の横には現代美術家、杉本博司(48年生まれ)が蠟(ろう)人形館で撮影した昭和天皇のポートレートを並べ、戦力不保持を定めた9条2項の隣には、野菜で作った銃を構えた女性を写す同、小沢剛(65年生まれ)の作品を添えた。全103条を1条ずつ見開きで掲載し、注釈や英文も併記した。

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