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コロナ禍で多忙を極める医療従事者に感謝と応援の気持ちを伝えようと、目黒区の商店街が弁当にメッセージを添えて地元の病院に配達している。病院側からも感謝の声が届いており、賛同する団体も出てきて活動が広がっている。【小林遥】
区ではこの春、新型コロナウイルスの影響で、例年開催している桜まつりや目黒川沿いの桜並木のライトアップなどイベントが全て中止になった。そうした中で街の雰囲気を明るくしようと、中目黒商店街連合会が4月から、商店街の飲食店に弁当を発注し、桜の形をしたメッセージカードを付けて病院に届ける「心にさくらプロジェクト」を行っている。
この取り組みには現在6店舗が参加し、毎日計190食分の弁当を作り、うち1店舗の中華料理店「花壇」(中目黒1)がまとめて四つの医療機関に配達している。弁当には、区役所や地元飲食店など14カ所に設置された回収箱に投函(とうかん)されたり、地元企業から寄せてもらったりしたメッセージカードを添えている。
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