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学校とわたし

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中2で出会った友に触発され=ミュージシャン・坂本慎太郎さん

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坂本慎太郎(さかもと・しんたろう)さん

 父親が転勤族で2年おきに全国各地を巡った。大阪で生まれ、横浜、川崎、東京の小金井、また川崎、山口・下関、福岡……。楽しかったのは福岡での中学校時代かな。

 部活のバスケットボールは嫌々やっていたけれど、この頃から洋楽に興味を持つようになり、中古レコード店に通いギターを弾き始めた。流行の音楽よりも1960年代ロックに憧れ、ジミ・ヘンドリックスやローリング・ストーンズなどのギターのリフがカッコイイ曲が大好きだった。2年生の時のクラスメートで会津君というギター友達ができたんだ。彼は常に僕より一歩先を進んでいて、フォークギターからエレキに乗り換えるのも早かった。FMラジオの曲をエアチェックしたカセットテープを貸し借りしたのが懐かしいな。

 ところが、また父親の転勤で僕は長野・松本の高校へ行くことになった。別れは残念だったけれど、卒業の時「将来は東京の大学へ行ってバンドを組もう」と誓い合った。高校時代も文通したり、夏休みにお互いの実家へ泊まりに行ったり、交友は途切れなかったね。松本は当時、福岡より遅れていて同学年でエレキを持っているのは僕だけ。1人でギターの練習は続けていたけれど、会津君からの便りに「学内でバンドを組んでライブハウス…

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