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滋賀の100歳女性、コロナ感染もV字回復「まだまだ生きる」

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新型コロナウイルス感染から回復した100歳の伊東綾子さん(右)と担当の近江八幡市立総合医療センターの山口琢医師=大津市で2021年5月10日午後0時8分、木葉健二撮影
新型コロナウイルス感染から回復した100歳の伊東綾子さん(右)と担当の近江八幡市立総合医療センターの山口琢医師=大津市で2021年5月10日午後0時8分、木葉健二撮影

 100歳で新型コロナウイルスに感染して1月に入院し、1カ月ほどで退院した大津市の伊東綾子さんが10日、治療を担当した医師と共に同市で記者会見を開き、回復までの経緯などを語った。酸素投与が必要な状態から劇的に回復し、「治療では先生を信頼することが第一で、自分に打ち勝つことも大事」と笑顔を見せた。

 1920(大正9)年生まれの伊東さんは大津市で生まれ育った。100歳になっていた2021年1月10日、新型コロナへの感染が確認された。病床の調整により翌11日に滋賀県近江八幡市の同市立総合医療センターに入院。酸素投与が必要な中等症まで悪化したが、投薬などの治療を受けて快方に向かい、リハビリを経て2月5日に退院した。次女と2人暮らしで、現在は自宅で日常生活ができるほどに回復したという。

 長期入院は初めてで、感染が判明した時は「まさか(自分が)と思った」。症状が落ち着いてからは入院中も川柳を作ったり、長年続ける気功の練習をしたりして過ごしたという。

 担当した山口琢医師は「いつも前向きで自分を鼓舞されていた」と振り返った。新型コロナ感染から回復する人は、入院中も化粧をしたり折り紙や編みものをしたりと意欲的に過ごしている傾向があるという。

 一方で、感染者の急増を受け「病床が逼迫(ひっぱく)すると、コロナ患者だけでなく地域の救急医療にしわ寄せがいく」と強調。「何か一つ行動するごとに手を洗うことが大事。感染しないためにはリスクのある行動を慎むことに尽きる」と訴えた。

 伊東さんは民放テレビ番組で、床に座った姿勢から両脚を上げるポーズ「V字バランス」を100歳でできると紹介されたことがあるほどの体力の持ち主。「コロナ禍が終息したらプロ野球を見に行きたいし、海外旅行にも行きたい。まだまだ生きていきます」と語った。【諸隈美紗稀】

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