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岩手県は10日、東日本大震災後で2回目となる国勢調査の速報結果(2020年10月1日現在)を発表した。津波被害を受けた太平洋沿岸12市町村の人口は前回(15年)より2万4234人減り、計22万7231人となった。減少率は9・6%で、減少数・率とも戦後最大だった前回の2万2621人(8・3%)減を上回っている。震災から10年がたち、道路や住宅といったハード面の復興事業がほぼ終了し、工事関係者が転出したことが影響したとみられる。
岩手県全体の人口は6万8388人(5・3%)減の計121万1206人。津波被害を受けた沿岸12市町村でみると、減少率が最も高いのは釜石市で12・8%減。田野畑村11・7%減▽岩泉町11・3%減▽宮古市11・1%減――と続く。県内では約20年前から死亡者数が出生者数を上回る自然減が続いており、沿岸部では震災の影響が拍車をかけている。
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