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すたこら 自ら踏み出して

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 緊急事態宣言が解かれていた先月中旬、意を決して東京を出発した。行き先は長野県北部。都県をまたぐ移動にためらいの気持ちはあったが、「今しかチャンスはない」と自分に言い聞かせ、人生初のひとり旅に踏み出した。

 旅の目的は、卒論で取り上げる児童文学作家の資料集め。長野にその資料館があることを知った私は、訪れるタイミングを決めかねていた。資料館は、長期の冬季休館がようやく明けたばかり。卒論の正式題目の提出日が刻々と迫る中、旅立つことを決めたのだった。

 思えばこれまで、旅先では受動的な態度をとってきた。観光地の道案内はいつも連れ任せで、ただ後ろをついていくだけ。写真も撮らず、恥ずかしがって現地の人々と交流すらしようとしない。しかし今回は、企画、準備、実行すべてひとりの特別な旅だ。今までの消極的な自分から脱却したいという思いが強かった。

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