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2020年東京へ向けて、障害者スポーツの祭典を目指す選手たちや特別なルールの競技などを特集します。毎月1回更新。

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パラスポーツからの贈りもの アスリートと観客の一体感=越智貴雄

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跳躍後、観客に向かってガッツポーズを見せる鈴木徹選手=写真家・越智貴雄さん撮影
跳躍後、観客に向かってガッツポーズを見せる鈴木徹選手=写真家・越智貴雄さん撮影

 5大会連続でパラリンピックに出場している走り高跳びの鈴木徹選手(SMBC日興証券)の跳躍は、ふわっと宙に浮き、頂点に差し掛かった瞬間、時が止まったように感じる。息をのむほど美しい空中姿勢を撮影する時は、着地するマット側からシャッターを切るのがベストだ。いつも迷いはなかった。

 しかし、たった一度だけいつもと違う場所から撮ったことがある。2017年にロンドンで開催されたパラ陸上の世界選手権。鈴木選手は跳躍の1本目から観客に手拍子を求めた。スタンドから送られる手拍子が彼の跳躍をさらに後押ししているようにも感じられた。いつもと違う空…

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