コロナ下、発達障害児にVRリモート授業 静岡・藤枝

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VRを使って発達障害児向けに授業を行う講師の松浦妃佐子さん=静岡県島田市の「リカバリーここあ」で2021年4月22日午後4時52分、深野麟之介撮影
VRを使って発達障害児向けに授業を行う講師の松浦妃佐子さん=静岡県島田市の「リカバリーここあ」で2021年4月22日午後4時52分、深野麟之介撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、発達障害児らの「コミュニケーション練習の場の確保」が難しくなっている。そんな中、放課後デイサービスを提供する「リカバリー」(静岡県藤枝市)がVR(仮想現実)を利用したリモート授業を始め、注目を集めている。「3密」を回避しつつ教育機会を提供するのが狙い。【深野麟之介】

 授業中、隣席のクラスメートが声をかけてきた。すると、こちらを振り向いた先生に「何をやっているんだ」と注意された。自分からおしゃべりをしたわけではないのに、なぜ怒られなければならないのか――。

 リカバリーが提供を始めたVR教材の冒頭の場面だ。この後、画面には「机を蹴る」「深呼吸する」の二つの選択肢が現れ、二通りのストーリーを体験しながら感情のコントロールの仕方を学ぶ。4月22日に行われた初回の授業には、小学3年~中学1年の4人が自宅からVR用のゴーグルを着用して参加した。同じメンバーで全13回、予定されている。

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