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第46回社会人野球日本選手権

社会人野球の単独チーム日本一を争う第46回日本選手権大会(6月29日~7月14日)の特集サイトです。

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社会人野球高卒選手、3年目の挑戦 ドラフト解禁年に懸ける思い

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1年目の夏に出場した都市対抗野球で右中間ソロを放ちガッツポーズをする水野達稀=東京ドームで2019年7月19日、丸山博撮影
1年目の夏に出場した都市対抗野球で右中間ソロを放ちガッツポーズをする水野達稀=東京ドームで2019年7月19日、丸山博撮影

 社会人野球でプレーする高卒選手にとって、プロ野球のドラフトが解禁される入社3年目は勝負の年となる。社会人で頭角を現してプロ野球の世界に羽ばたく選手もいるが、大学を経て即戦力で入社してくる選手と比べて高卒選手は結果を残す難しさに直面する。新型コロナウイルスの感染拡大が続いて活動がままならない社会人球界だが、今季もプロへの扉を開く高卒選手は現れるか。【伝田賢史、森野俊】

 香川にひときわ目を引く選手がいる。JR四国の水野達稀内野手(20)だ。身長170センチ、体重71キロと体は決して大きくない。だが、球際の強さを生かした軽快なグラブさばきには思わず目を奪われる。新人だった2019年都市対抗では、東京ドームの右中間席に一発をたたき込むパンチ力を見せつけて周囲をうならせた。

 香川・丸亀城西高からJR四国に入社して3年目を迎えた。4月のJABA四国大会では「1番・遊撃」でリーグ戦3試合に出場。大会を制した東芝とのリーグ戦では適時二塁打を放ち、守りでも三遊間の深いゴロを1歩目の速さを生かして難なくさばいた。昨年の都市対抗では高知市・四国銀行の補強選手として出場し、門真市・パナソニックとの2回戦は4打数3安打1打点の活躍で初の8強入りに貢献。「(プロは)意識はしているが、そのプレッシャーに負けないプレーをしたい」という言葉通りの躍動ぶりを見せる。

 高校時代から走攻守の三拍子そろったセンスの良さは別格だった。…

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