「肩肘張らず」並河寿美さん、故・佐藤しのぶさんが演じた主役に挑む

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喜歌劇「メリー・ウィドウ」で主人公のハンナ役を演じる並河寿美=兵庫県西宮市で2021年4月16日、菱田諭士撮影
喜歌劇「メリー・ウィドウ」で主人公のハンナ役を演じる並河寿美=兵庫県西宮市で2021年4月16日、菱田諭士撮影

 兵庫県立芸術文化センター(同県西宮市)で2005年に始まった佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ。常連のソプラノ歌手、並河寿美がこの夏、レハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」で主人公のハンナ役を演じる。08年に共演した故・佐藤しのぶが演じた役。「しのぶさんのハンナに近づくのではなく、肩肘張らず、私なりのハンナを育てていきたい」と語る。

 物語の舞台は1900年ごろのパリ。東欧の小国の公使、ツェータ男爵は、亡き夫から巨額の遺産を相続したハンナが外国人と再婚しないか気をもんでいる。財産が国外に流れないよう、彼女を昔の恋人で書記官のダニロと復縁させようと画策する。夜会が開かれ、良い雰囲気になる2人。ところが、パリジャンのカミーユと密会していたツェータの妻、バランシエンヌをかばうため、ハンナはカミーユとの婚約を発表する。「面白おかしく、…

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