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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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なぜ失敗を認めないのか=与良正男

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参院予算委員会で立憲民主党の蓮舫代表代行の質問に答えるため挙手する菅義偉首相(左)=国会内で2021年5月10日午後1時34分、竹内幹撮影
参院予算委員会で立憲民主党の蓮舫代表代行の質問に答えるため挙手する菅義偉首相(左)=国会内で2021年5月10日午後1時34分、竹内幹撮影

 新型コロナウイルス対策のため東京、大阪など4都府県に発令されていた緊急事態宣言が延長された。加えて愛知、福岡両県も宣言の対象となった。

 ここに陥ったのは、今までの対策がうまくいかなかったからだ――と誰しも思う。ところが菅義偉首相は失敗を認めようとしない。

 宣言延長を受けた7日の記者会見では「元々、宣言の期間が短すぎたのではないか」等々の質問が続いたが、菅氏は「人流減少という所期の目的は達成できた」の一点張り。逆に聞かれてもいないのに、先の訪米時、米・製薬大手のファイザー社トップに電話し、ワクチンの追加供給の約束を取り付けた話を再三持ち出した。

 本人は手柄だと思っているのだろうか。ただし、これも「まだ、そんな要請の段階だったのか」と驚いた人の方が多いはずだ。

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