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競技究める道続く 結果プラス過程に価値 大阪成蹊大陸上部コーチ 金丸祐三さん(33) /大阪

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学生を指導する大阪成蹊大陸上部コーチの金丸祐三さん(右)=本人提供
学生を指導する大阪成蹊大陸上部コーチの金丸祐三さん(右)=本人提供

金丸祐三さん(33)=高槻市、写真右

 両腕を肩まで水平に上げ、体全体が波打つように動かす。2020年、陸上競技400メートルの現役を退いたが、スタート前の「金丸ダンス」を思い出す人も多いだろう。高校時代に肩が上がるフォームだったので、リラックスしようと始めたら結果が出た。股関節のストレッチを合わせたコミカルな動きは、お祈りのようなルーティンになった。

 ストライドが大きく、膝下が伸びるダイナミックなフォームで、大阪高3年の05年から日本選手権を11連覇。五輪は08年の北京から3大会連続で出場し、世界選手権も7度出場するなど、長きにわたって第一人者として活躍した。今も45秒47の日本高校記録は破られていない。「若い時は欲が強かった。誰かに勝ちたい、世界で何番になりたい、日本記録を出したい、そして称賛を得たい、と」。だが、競技生活の晩年は「武道に近…

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