奄美、世界自然遺産に 再挑戦結実に地元感慨 環境保護と観光、両立へ /鹿児島

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記者会見で登録勧告の喜びを語る鹿児島県奄美市の朝山市長(右)
記者会見で登録勧告の喜びを語る鹿児島県奄美市の朝山市長(右)

 政府が世界自然遺産に推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)について、登録の可否を審議する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際自然保護連合(IUCN)の登録勧告から一夜明けた11日、地元の関係者は改めて喜びをかみしめた。3年前にはIUCNが登録延期を勧告していただけに感慨もひとしおだった。【神田和明、宗岡敬介、足立旬子】

 「感動、感謝とともに大きな責任も感じた。先人が残してくれた遺産を継承していくことが我々の使命だ」。鹿児島県奄美市の朝山毅市長は11日午前、記者会見で口元を引き締めた。IUCNが登録延期を勧告した2018年5月、「残念だが重く受け止める」と語った沈痛な面持ちとは対照的。この3年、12市町村でつくる奄美群島広域事務組合のトップとして、住民に身近な環境の大切さを訴えてきた取り組みが実った。

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