のどかな農村の“守り神” 南相馬で暮らす秋田犬2匹が地域に一役
毎日新聞
2021/5/12 18:53(最終更新 5/12 19:17)
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4月末に秋田県大館市から南相馬市に贈呈された秋田犬「大馬(だいま)」が、同市小高区に住む元北海道大助教授の鈴木延夫さん(79)宅にすみ込み、鈴木さんが飼っていた秋田犬「サンボ」と散歩する様子が住民の間で話題になっている。2匹は福島第1原発事故による住民避難で増えたイノシシ対策のほか、人口減と高齢化が進む周辺地域の融和に一役買っている。
里山に囲まれた小高区上浦地区は、田植えをしたばかりの田んぼが広がる一方、避難に伴う耕作放棄地や空き家もある。鳥がさえずるのどかな春の農村を、生後80日の大馬と4歳のサンボがてくてく歩く。
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