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五輪記者内幕リポート

「私たちは一つに」は本当か? 開催可否、心揺れるアスリート

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SNS上で出場辞退を求めるメッセージなどが送られていたことを明かした池江璃花子選手=東京アクアティクスセンターで2021年4月10日、宮間俊樹撮影
SNS上で出場辞退を求めるメッセージなどが送られていたことを明かした池江璃花子選手=東京アクアティクスセンターで2021年4月10日、宮間俊樹撮影

 「私は何も変えることができません」。投稿には、やるせなさがにじみ出ていた。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、東京オリンピックの中止を求める矛先がアスリートに向かっている。取材を通して、揺れる選手たちの本音に耳を傾けた。

「アスリートであること誇れない…」

 競泳女子の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=は7日、自身のツイッターで、「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」といった趣旨で、複数の匿名メッセージを受け取っていたことを明かした。既に削除されたコメントもあるが、いまだに東京五輪の出場辞退や開催反対を求める投稿も確認できる。

 冒頭の投稿とともに、「選手個人に当てるのはとても苦しいです」と訴えた池江選手。「私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています」とつづった。

 東京五輪が7月23日に開幕する前提で物事が進んでいる以上、選手が準備するのは当然だ。ある五輪候補選手は取材に「我々はやるしかないんですよ。アスリートである以上、大会があればそこに準備していくのは、言ってみれば、我々の一種の『正義』…

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