米消費者物価、12年ぶり大幅上昇 4月4.2%増、インフレ懸念も

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米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影
米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影

 米労働省が12日発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月より4・2%上昇し、2008年9月以来12年7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。新型コロナウイルス禍が本格化して物価が低迷した前年の反動や、景気回復に伴う需要増加が要因で、市場予想の3・5%程度を大きく上回った。金融市場では物価上昇(インフレ)加速への懸念が再燃する可能性がある。

 前月比の上昇率は0・8%で、09年6月以来の伸びを記録した。前月比の内訳では、食品が0・4%、衣料品は0・3%それぞれ上昇。世界的な半導体不足に伴う自動車メーカーの減産を受け、中古車価格は10・0%上昇した。半導体などの部品不足や感染懸念を背景にした生産現場の人手不足により、需要に見合った供給ができないことも物価を押し上げる要因になっている。

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