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医療者従事者やひとり親家庭にうな丼 1000食、店主の思い

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医療従事者やひとり親家庭などに無償提供された「うな丼」=名古屋市昭和区で2021年5月10日、加藤沙波撮影
医療従事者やひとり親家庭などに無償提供された「うな丼」=名古屋市昭和区で2021年5月10日、加藤沙波撮影

 名古屋市昭和区のうなぎ店が2021年1月から、長引く新型コロナウイルス感染拡大により負担が増す医療従事者やひとり親家庭などに、無償でうな丼を提供している。その数は、5月で計1000食。「うなぎを食べて元気になってもらいたい」。そこには、店主の熱い思いが込められている。【加藤沙波】

 この店は「うなぎ家 比呂野」で、店主の広野耕史さん(37)が10年に創業した。店内には、炭火で焼かれた三河一色産うなぎの香ばしいにおいがたちこめる。ご飯を盛った容器にタレのかかったうなぎを並べ、自慢のうな丼(2680円)が手際よく包装されていく。

 1月に、新型コロナにより医療現場が逼迫(ひっぱく)している状況に「何かやれることはないか」と、広野さんがうな丼の提供を思いついた。父の代から受け継いだ店も含め近隣で四つの飲食店を経営し、コロナ禍で一時は売り上げが半減するなど苦境に陥ったが、出前やテークアウトでしのいできた。「もらえるものはありがたいけど、うちはまだ大丈夫だから」と、時短要請に伴う協力金もうなぎの仕入れに充てることにした。

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