本土復帰49年 今も続く不条理 「沖縄へ返せ」憤り歌に乗せ

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 <かたき土を破りて 民族の怒りに燃ゆる島 沖縄よ>。沖縄の反基地運動の現場で歌われる「沖縄を返せ」。米国統治下にあった沖縄での本土復帰を求める集会などで歌われたが、今は歌詞の一部を「沖縄へ返せ」と替えて歌い継がれている。「沖縄を」から「沖縄へ」。日本への復帰から15日で49年となったが、今も続く不条理への憤りが一文字に込められている。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う埋め立て工事が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ。資材を積み込んだ大型車両が列をなし、ゲートをくぐる。新型コロナウイルスの感染防止のため、組織的な抗議活動は中止されているが、この現場でも「沖縄を返せ」が歌われてきた。ヘリ基地反対協議会の仲本興真(こうしん)事務局長(73)は「国に翻弄(ほんろう)されてきた先輩たちの思いが受け継がれている古くて新…

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