調理体験で障害児支援 「食卓こそ生きる力」 悩む親もフォロー

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ビニールシート越しに子どもたちと食事して笑顔を見せる原田さん(奥)=北九州市八幡東区で、青木絵美撮影
ビニールシート越しに子どもたちと食事して笑顔を見せる原田さん(奥)=北九州市八幡東区で、青木絵美撮影

 北九州市八幡東区に4月、調理や食の体験を軸に、障害のある子どもたちを支援する施設ができた。運営団体の理事長、原田昌樹さん(56)は、市内でフードバンク団体の代表も務め、食材提供や家計支援だけでは解決しない子育て世帯の課題を見てきた。原田さんが料理作りに込めた思いを聞いた。【青木絵美】

 平日夕方、放課後等デイサービス事業所「プレシャスONE」のキッチンで、エプロン姿の小中学生2人が、卵焼きにワカメと野菜のみそ汁を作っていた。小学生が包丁でワカメやニンジンを刻み、中学生が卵焼き用のフライパンとへらを手に卵を巻く。30分ほどで完成した。

 コロナ禍の感染対策でシート越しながら、食べ始めると子どもたちは「おいしい」と笑みを見せた。小学生は「今度はクリームパスタを作りたい」とリクエストも。「食の細い子にも調理は人気」とスタッフは話す。

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