特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

特権か、必要か 相次ぐ首長の「こっそり接種」 大切なことは?

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
女性スタッフ(右側)にパソコンでワクチン接種の予約をしてもらう高齢者ら=長野県塩尻市大門一番町の市民交流センター「えんぱーく」で2021年5月11日午前10時37分、武田博仁撮影
女性スタッフ(右側)にパソコンでワクチン接種の予約をしてもらう高齢者ら=長野県塩尻市大門一番町の市民交流センター「えんぱーく」で2021年5月11日午前10時37分、武田博仁撮影

 自治体のトップが住民より先にワクチンを接種することは「特権」なのか、それとも職務上必要なことなのか――。高齢者の接種の予約すらなかなか取れない状況で次々と発覚した首長の「こっそり接種」。SNS(ネット交流サービス)では「上級国民」などと批判の声が高まる中、政府の要職経験者は「市民の命を預かる自治体のトップは最優先で受けるべきです。大切なのは、優先順位を決める際の透明性の確保です」と指摘する。【大野友嘉子/デジタル報道センター】

繰り返される「上級国民」批判

 <おまえ、そんなに命が惜しいのかよ 町民の方が優先すべきだろ 『上級国民が優先』それがお前の町の方針か?>

 <これは呆(あき)れる!! 政治家リーダーには必ず副や代替人物がいる!! しかし家族や零細企業商店トップには代替者がいない事が多いのに、酷(ひど)い貧困発想だね>

 各地の自治体首長の優先接種が明らかになると、SNSでは批判の声が渦巻いた。一方で、以下のような理解を示す書き込みもあった。

 <若かろうと首長は早めにワクチン打てるなら打ったほうがいいと思うよ もし首長がその間執務できなかったら、もし辞任せざるを得なくなったら業務は滞る>

「堂々と最優先に受けよ」

 この事態をどうとらえたらいいのだろうか。「市民の命を預かり、行政の指揮をとる自治体のリーダー…

この記事は有料記事です。

残り895文字(全文1456文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集