おとめ座にハート形 尾鷲の湯浅さん、銀河結んで「うれしい発見」 /三重

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おとめ座銀河団にハートの形を発見した天体観測指導員の湯浅祥司さん=三重県尾鷲市で2021年4月22日、下村恵美撮影
おとめ座銀河団にハートの形を発見した天体観測指導員の湯浅祥司さん=三重県尾鷲市で2021年4月22日、下村恵美撮影

 尾鷲市天文科学館(同市中村町)で天体観測指導員を務める湯浅祥司さん(71)が、おとめ座の近くの銀河を20個つなぐと「ハート形に見える」ことに気づいた。翼を背負った女神の左手に一等星の「スピカ」が輝く「おとめ座」は、春を代表する星座のひとつ。女神の右肩あたりには、肉眼では見えないが銀河の大集団「おとめ座銀河団」があり、無数の銀河から見つけたロマンチックなハート形。「65年以上、尾鷲の夜空を眺めてきた天文ファンとして、うれしい発見」と喜んでいる。【下村恵美】

 きっかけは、おとめ座銀河団の中で七つの銀河が滑らかな弧を描くように並ぶ「マルカリアンの鎖」。1960年代に天文学者のマルカリアンが発見した「鎖」に対し、湯浅さんは「目で見えないので、どこにレンズを向けてよいかわからない。大学入試みたいな存在」と、撮影の難しさを語る。

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