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同志社大宮廷文化研究センター開設に尽力 浜中邦弘さん 「冷泉家」読めますか? /京都

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江戸時代に光格天皇が下賜した茶わんを前に、センターの設立意義などを語る浜中邦弘さん=京都市上京区の同志社大で2021年5月13日午後0時5分、矢倉健次撮影
江戸時代に光格天皇が下賜した茶わんを前に、センターの設立意義などを語る浜中邦弘さん=京都市上京区の同志社大で2021年5月13日午後0時5分、矢倉健次撮影

浜中邦弘さん(51)=宇治市

 「お菓子などもそうだが、元をたどれば宮中からという文化は本当に数多い。一般にも広く門戸を広げ、それを知ってもらいたい。コロナの時代の心のゆとり、癒やしにしてほしい」。同志社大で4月に産声を上げた「宮廷文化研究センター」の研究員で歴史資料館准教授の浜中邦弘さん(51)は、センター設立に向けて奔走した理由を語る。

 同志社大で主に平安時代の文化史を学び、大学院在学中に宇治市職員に。教育委員会で13年間、世界文化遺産・平等院の調査、整備などに当たった。「藤原道長は権力闘争に明け暮れ、さまざまな仏を崇拝し、宇治を別荘地にした。子の頼通は阿弥陀(あみだ)如来信仰一本でそこに平等院を建立して極楽浄土の世界を創ろうとし、荘園を付属させて経済力も確保した。子孫で有職故実(ゆうそくこじつ)を初めて文書にした忠実が伽藍(が…

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