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和歌る?紀になる!

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規格外の食材生かし 果物→無添加グミ、パフェ/野菜・くず肉→総菜パン /和歌山

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ミカンの皮で培養した天然酵母のパンや地元野菜を使った商品が並ぶ「ベーカリーチックタック」=和歌山市園部で2021年3月5日午前10時14分、木村綾撮影
ミカンの皮で培養した天然酵母のパンや地元野菜を使った商品が並ぶ「ベーカリーチックタック」=和歌山市園部で2021年3月5日午前10時14分、木村綾撮影

 形が悪かったり傷がついたりして、廃棄されてしまう農産物を加工して生かす取り組みが、県内で広がりを見せている。果物は無添加グミに、野菜は総菜パンに――。国連のSDGs(持続可能な開発目標)でも2030年までに1人当たりの食料廃棄を半減させることが掲げられる中、食品ロス削減にもつながる工夫を凝らした商品が生まれている。

 かつらぎ町では3年前に大阪市から移住した猪原有紀子さん(34)が20年10月、廃棄される果物を使ったグミの販売を始めた。きっかけは移住先の下見で訪れた同町の柿畑で農家がコンテナいっぱいの柿を捨てる様子を見て衝撃を受けたことだった。「味は同じなのに捨てられるなんてもったいない」。当時2歳の長男はグミが大好きで、添加物の多いおやつを与えることに悩んでいた猪原さんは「無添加のグミを作ろう」と思い立った…

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