ガザ空爆、欧州各地で抗議活動 ドイツなど「反ユダヤ」拡大懸念も

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パレスチナの旗などを手にデモに参加する人々=ベルリンで2021年5月15日午後2時55分、念佛明奈撮影
パレスチナの旗などを手にデモに参加する人々=ベルリンで2021年5月15日午後2時55分、念佛明奈撮影

 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆に抗議して、ドイツなど欧州各地で15日、親パレスチナ系団体などによるデモが開かれた。ナチス時代のホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の過去を持つドイツでは戦後、「反ユダヤ主義」がタブーとされており、ユダヤ人差別の広がりも懸念されている。

「パレスチナに自由を」ベルリンでデモ

 「パレスチナに自由を」「ガザを支持するのにイスラム教徒になる必要はない、人間になるだけだ」――。ベルリン市内では15日午後、約3500人(警察発表)がプラカードやパレスチナの旗を掲げ、空爆を「非人道的」と非難する行進を続けた。参加したパレスチナ出身の男性は「ガザ攻撃に反対の意を示すために参加した」と語った。西部ボンやミュンスターでは16日までに、シナゴーグ(ユダヤ教会堂)前のイスラエル国旗に火が付けられる事件も発生。イスラエルに反感を持つアラブ系移民・難民の市民もおり、騒乱拡大が懸念されている。

 15日は1948年のイスラエル建国に伴い約70万人のパレスチナ人が故郷を追われて難民となった「ナクバ(大惨事)」の日で、ロンドンやパリでもパレスチナに連帯を示す同様のデモが行われた。

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