旧根岸競馬場の「馬見所」改修、保全へ 横浜市が活用検討

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活用が検討されている旧根岸競馬場の1等馬見所。階段状に屋根付きの観覧席があったとみられる=横浜市中区で2021年4月7日午後5時36分、樋口淳也撮影
活用が検討されている旧根岸競馬場の1等馬見所。階段状に屋根付きの観覧席があったとみられる=横浜市中区で2021年4月7日午後5時36分、樋口淳也撮影

 横浜市は、日本初の近代競馬場として知られる旧根岸競馬場にあった観客スタンド「1等馬見(うまみ)所」(中区)の本格的な活用に向けた検討を始めた。隣接する米軍根岸住宅地区の返還につながる作業が始まったことを受けたもので、老朽化が進む馬見所を改修・保全した上で活用の方向性を模索する。【樋口淳也】

 JR根岸駅の北東約1キロの高台にある1等馬見所は、三つ並んだ塔が特徴的な建物だ。この場所には1866年から競馬場があり、その規模は「東洋一」だったとされる。

 市などによると、馬見所は観客スタンドとして1930年ごろに建てられた。設計は、旧丸ビルなどを手がけた米国の建築家J・H・モーガン。地上7階建てで、塔の部分も含めた高さは約30メートルある。内部には貴賓室やレストランがあり、外にはひさしに覆われた観覧席が階段状に設置されていた。

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