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女性が活躍している企業を表彰する国の「えるぼし認定制度」で2020年、女性の採用数や管理職の割合など五つの認定基準すべてをクリアし、3段階評価で最高位の「3ツ星」と認定された。造園業では全国初。社長の松戸克浩さん(48)が地元の小中高校に出前授業に出かけて造園業のイメージアップを進め、企画部の土屋絵里さん(34)がホームページやSNS(ネット交流サービス)で「造園女子」の活躍を発信し続ける。松戸さんは「女性が働きやすい環境を作り出して業界の魅力アップに努めたい」と意欲を示す。
きっかけは総務担当の妻幸子さん(47)が15年、日本造園建設業協会(日造協・東京都文京区)で女性の就業を促進させる部会のメンバーに起用されたこと。率先して自社の改革に取り組み、女性従業員を増やして社内に女性だけの休憩室を用意し、現場に女性専用トイレを設置するなどした。現在は30~70代の8人の女性が働き、全従業員の2割に。草刈り機やチェーンソーなど機械の軽量化で女性でも扱い易くなる一方、公園緑化…
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