イスラエル軍、ガザを集中空爆 住宅多数倒壊 戦闘は長期化か

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イスラエル軍の空爆で住宅が倒壊し、がれきの中で生存者を捜す消防隊員ら=パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で2021年5月16日午後0時55分、三木幸治撮影
イスラエル軍の空爆で住宅が倒壊し、がれきの中で生存者を捜す消防隊員ら=パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で2021年5月16日午後0時55分、三木幸治撮影

 イスラエル軍は16~17日、パレスチナ自治区ガザ地区に大規模な空爆を実施し、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの訓練所や住宅、道路などのインフラを徹底的に破壊した。イスラエル軍は今後数日間の軍事作戦も承認しており、戦闘長期化への準備も進めている。

 ロイター通信などによると、10日の戦闘開始以降、ガザの死者は子供を含めて199人に上った。また、ヨルダン川西岸でもイスラエル軍との衝突でこれまでにパレスチナ人21人が死亡。パレスチナ側の死者は計220人となった。一方、イスラエル側の死者も10人に上っている。

 ガザに対する16日未明の空爆は特に激しく、ガザ市中心部で集合住宅数棟が倒壊。子供10人を含む45人が死亡した。AP通信は、一度の攻撃による死者数としては今回の戦闘で最悪と報じている。イスラエル軍は、ハマスの地下トンネルを狙って空爆したところ、住宅が倒れたとして誤爆とは認めず、「意図的ではない」と釈明した。ハマスのトンネル網は「メトロ」と呼ばれ、ガザ地区の地下に広がっている。武器庫やハマス幹部の隠…

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