JAL、成田からの韓国路線なくなる LCCとの競争激しく

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乗客に記念品を配った釜山線の就航40周年の式典=成田空港で2019年7月2日午前10時33分、中村宰和撮影
乗客に記念品を配った釜山線の就航40周年の式典=成田空港で2019年7月2日午前10時33分、中村宰和撮影

 日本航空は成田―韓国・釜山を7月から運休する。格安航空会社(LCC)との競争が激しく、新型コロナウイルスの収束後も高収益を上げるのは難しいと判断した。成田―ソウルも3年前から運休しており、1978年5月の空港開港以降、日航が運航を続けてきた成田発着の韓国路線はなくなる。

 釜山線は79年7月に就航し、需要の拡大に対応するため、当初の週3往復から週14往復に運航便数を増やしていた。2019年7月には空港で記念式典を開き、就航40周年を祝った。成田乗り継ぎで北米路線を利用する外国人旅客が多く、感染拡大前の航空券販売の比率は国内約40%、海外約60%だった。釜山線には大韓航空、韓国のLCCのチェジュ航空やエアプサンも運航し、競争が激しくなっていた。

 日航は7日、21~25年度の中期経営計画を発表し、新型コロナの影響で業績が悪化する中、低収益路線の運休など事業規模の適正化を打ち出した。一環として、成田―釜山、台湾・高雄の運休を決め、両都市の事務所を閉鎖する。運休の期間は区切っていない。日航は「事業構造を見直して機材数を縮小することに伴い、当面運休する。LCCがシェアを伸ばし、収益性に課題があった。新型コロナの収束後もLCCが拡大し、厳しい競争…

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