「勝ったよ」「悔しい」遺族の涙に明暗 建設アスベスト最高裁判決

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建設アスベスト訴訟の最高裁判決を受け、記者会見で目に涙を浮かべながら思いを語る原告の町田八千代さん(右から2人目)=東京都千代田区で2021年5月17日午後6時11分、小川昌宏撮影
建設アスベスト訴訟の最高裁判決を受け、記者会見で目に涙を浮かべながら思いを語る原告の町田八千代さん(右から2人目)=東京都千代田区で2021年5月17日午後6時11分、小川昌宏撮影

 「勝ったよ」「救済の道筋が示された」。アスベスト(石綿)による建設作業員の健康被害について、国とメーカーの責任を認めた17日の最高裁判決。苦しみながら亡くなる家族を目の当たりにし、遺族として裁判を闘ってきた原告たちは、思いを大筋でくみ取った司法判断に喜びをかみしめた。与党のプロジェクトチーム(PT)が示した和解案を評価する声も上がった。

 午後3時、新型コロナウイルス対策で傍聴席が最も広い最高裁大法廷で判決が言い渡されると、正門前で原告の代理人弁護士らが「国・建材企業に勝訴」と書かれた紙を広げた。集まった100人以上の支援者らからは大きな拍手が起こった。

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