- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

東京オリンピックの聖火は、新型コロナウイルス禍の長いトンネルを抜けられないまま、17日、被爆地・広島に入った。梅雨空の下、平和記念公園(広島市)で無観客の点火セレモニーが開かれた。大会の開催自体が不安視される中、ランナーたちは「平和の祭典」への思いをつないだ。
元小学校教諭の梶矢文昭さん(82)=広島市=は、特別な思いで聖火を迎えた。1945年8月6日、6歳だった梶矢さんは爆心地から約1・8キロの国民学校の分散授業所で2歳上の姉文子さんと掃除をしていた時に被爆。火から逃れるため、広島駅北側の二葉山の頂を目指し、裸足で駆けた。夕方に下山すると、眼球などにガラス片が刺さった母がうなだれていた。その前で姉は息絶えていた。「姉を思いながら走りたい」。前の走者から聖火を受け継ぐと、原爆慰霊碑に一礼した。「被爆後は猛火の中を走ったが、…
この記事は有料記事です。
残り551文字(全文918文字)
時系列で見る
-
ハンド女子 ハンガリー代表、五輪合宿中止に 大田原 /栃木
740日前 -
コロナを乗り越え/中 パラリンピック選手、ホストタウン奮闘 1年延期が好機、志新た
740日前 -
ランナー思い複雑 聖火リレー広島、無観客で式典
740日前 -
広島市 トーチキスでつなぐ
740日前 -
有森裕子さん、聖火ランナー辞退 岡山市で19日予定
740日前 -
東京五輪・パラリンピック 英メダリスト「東京中止を」 英紙に記事掲載
740日前 -
左のエース復活「一歩一歩前へ」 バレー女子日本代表・長岡
740日前 -
ALL・FOR・2020 東京へ ともに歩む Passion アーティスティックスイミング日本代表
740日前 -
「五輪を語ろう」 「歓喜の歌」は響くか 大会中止の危機感=アラウンド・ザ・リングス編集長 エド・フーラ
740日前 -
原爆慰霊碑に一礼「平和の火」つなぐ 広島の聖火走者たちの思い
741日前 -
五輪メダリスト「イベントは何のため?」 英紙電子版に記事
741日前 -
「歓迎されない五輪」 警備にも逆風 要人の来日予定も決まらず
741日前深掘り -
聖火は今/25 広島県 2021年5月17~18日
741日前 -
平和記念公園で無観客のセレモニー 広島市の聖火リレー、公道中止
741日前 -
コロナを乗り越え/上 逆風が鍛えた「刀」 陸上用義足 企業・選手、試行錯誤
741日前 -
開幕100日前 賛否パラパラ
741日前 -
コロナを乗り越え/上 「カタナ」共に研ぎ続け 延期バネ、高桑選手の義足開発
741日前 -
体操 NHK杯 19歳橋本V 初の五輪
741日前 -
新型コロナ 新たに27人感染 聖火リレーのスタッフ2名も /佐賀
741日前