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東京オリンピックの聖火は、新型コロナウイルス禍の長いトンネルを抜けられないまま、17日、被爆地・広島に入った。梅雨空の下、平和記念公園(広島市)で無観客の点火セレモニーが開かれた。大会の開催自体が不安視される中、ランナーたちは「平和の祭典」への思いをつないだ。
元小学校教諭の梶矢文昭さん(82)=広島市=は、特別な思いで聖火を迎えた。1945年8月6日、6歳だった梶矢さんは爆心地から約1・8キロの国民学校の分散授業所で2歳上の姉文子さんと掃除をしていた時に被爆。火から逃れるため、広島駅北側の二葉山の頂を目指し、裸足で駆けた。夕方に下山すると、眼球などにガラス片が刺さった母がうなだれていた。その前で姉は息絶えていた。「姉を思いながら走りたい」。前の走…
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