米最高裁、中絶の合憲性審理へ 保守派主導で判断覆る可能性も

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「私たちの体のことは私たちが決める」などと書かれたプラカードを掲げ、中絶禁止の法律に抗議の声を上げる女子高校生ら=米カリフォルニア州ロサンゼルスで2019年5月21日午後0時12分、福永方人撮影
「私たちの体のことは私たちが決める」などと書かれたプラカードを掲げ、中絶禁止の法律に抗議の声を上げる女子高校生ら=米カリフォルニア州ロサンゼルスで2019年5月21日午後0時12分、福永方人撮影

 米連邦最高裁は17日、人工妊娠中絶を制限する南部ミシシッピ州の州法が違憲だとする下級審の判断について、州当局の上告を受理すると発表した。最高裁は1973年に中絶は女性の権利だとして最長で妊娠28週までの中絶を容認したが、現在の最高裁は9人の判事のうち6人が中絶を制限する傾向の強い保守派で、約半世紀ぶりに判断が覆る可能性がある。

 米メディアによると、州法は妊婦の命に関わる場合などの例外を除き、妊娠15週より後の中絶を禁止する内容で、2018年3月に成立した。成立直後に連邦地裁が州法の施行差し止めの仮処分を命令。地裁に続き高裁も違憲と判断したため、州当局が最高裁に上告していた。

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