消防団、住民から祝儀 「昭和からの習わし」 一関市が是正指導

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岩手県一関市三関地区で消防団員が配った「火の用心」の札(右)とご祝儀への謝礼文=盛岡市で2021年5月17日午後4時52分、山田豊撮影
岩手県一関市三関地区で消防団員が配った「火の用心」の札(右)とご祝儀への謝礼文=盛岡市で2021年5月17日午後4時52分、山田豊撮影

 岩手県一関市三関地区の消防団が新年の出初め式に合わせた火災予防点検で、地域の67世帯から計約9万円の「ご祝儀」を集めていたことが分かった。点検後に団員が「火の用心」の札を配り、住民がご祝儀を渡すことが長年の風習になっていた。ただ、地方公務員法では消防団員は非常勤特別職の公務員とみなされる。金品の授受を把握した同市消防本部は「今後は受け取らないようにさせる」としている。

 三関地区では1月17日午前9時から住民宅を回って点検が行われた。ご祝儀相場は1軒あたり数千円だったという。ある住民は「何にお金を使っているのか分からないが、祝儀を渡さなければ火事になっても来てくれないのではと不安で払った」と話した。

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