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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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岩手復興局、釜石で本格始動 「現場主義」で移転、地域再生支援

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「なりわい再生などを被災地に寄り添って進めたい」と話す平岩裕規・岩手復興局長=岩手県釜石市松原の小澤ビルで、2021年5月17日午後3時29分、中尾卓英撮影
「なりわい再生などを被災地に寄り添って進めたい」と話す平岩裕規・岩手復興局長=岩手県釜石市松原の小澤ビルで、2021年5月17日午後3時29分、中尾卓英撮影

 復興庁の岩手復興局が17日、岩手県釜石市で本格的に業務を開始した。東日本大震災の被災自治体や被災者に寄り添い、より「現場主義」でニーズをくみ取ろうと、盛岡市から移転した。吉川赳・復興政務官がテレビ会議形式で「できることは全てやるという復興マインドで業務にあたってほしい」と訓示した。【中尾卓英】

 移転は昨年9月の閣議で決まった。復興庁は当初、復興交付金の配分を厳しくチェックしたことから「査定庁」と批判されたこともある。今後は被災者の近くで、心のケアや住宅再建、産業やなりわいの再生を支援する。

 釜石市には非常勤を含む20人の職員が駐在し、少なくとも今後5年は体制を維持するとしている。平岩裕規局長は「沿岸自治体では区画整理事業や防災集団移転促進事業で市町村が買収した移転元地の利活用が大きな課題になっている。そこを地域再生やにぎわいづくりに生かしたい」と意気込みを語った。また、必要に応じて農林水産省や厚生労働省など他省庁とも連携していくと述べた。

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