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全地球測位システム(GPS)機器を使って相手に無断で位置情報を取得する行為などを禁じる改正ストーカー規制法が18日、衆院本会議で可決、成立した。改正は2013、16年に続き3回目。
GPSについて最高裁は20年7月、現行のストーカー規制法が禁じる「見張り」に当たらないとの初判断を示していた。そのため、GPSを使った行為を同法で取り締まることが難しくなったとして改正が急がれていた。
改正法は、元交際相手らの承諾を得ずにGPS機器やスマートフォンのアプリで居場所を把握する行為を規制対象に加える。また、禁止命令の受け取りを加害者が拒んでも、加害者の住所地へ書類を送付すれば命令は有効になるとした。これらは8月中に施行される予定。
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