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やっと当たり前の姿になったと言うべきだろう。
新型コロナウイルスの感染拡大に危機感を募らせた専門家の意見を菅義偉首相が受け入れて、緊急事態宣言の対象地域に北海道と岡山、広島両県が追加された。
政府が示した当初方針が了承されず、ひっくり返るのは、あらゆる諮問機関や有識者会議を通じて確かに異例だ。
しかし、そもそも政府方針を追認して、お墨付きを与えるだけなら専門家会議の存在意義はなきに等しいではないか。
私たちマスコミも昔からそう指摘しながら、いざ方針を転換すれば、今度は一転して「首相はぶれた」等々と批判しがちだ。今回はこうしたワンパターン報道を改めていく好機だとさえ思う。
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