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きょうのセカンドオピニオン

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膝の裏にガングリオン=答える人・赤木龍一郎助教(千葉大・整形外科学)

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赤木龍一郎助教(千葉大・整形外科学)=千葉市中央区で2021年5月12日午前10時33分、神足俊輔撮影
赤木龍一郎助教(千葉大・整形外科学)=千葉市中央区で2021年5月12日午前10時33分、神足俊輔撮影

 Q 膝の裏にガングリオン

 左膝の裏に約1年前からガングリオンがあり、正座をすると圧迫感があります。血管のそばにあるため、除去は難しいようですが。(東京都、女性、62歳)

 A 手術はリスクとのバランスで検討を

 ガングリオンは手首など関節があるところにできる、ゼリー状の物質の詰まった良性の腫瘍です。関節を包む袋の中は、潤滑油の役割を果たす液体で満たされています。関節の炎症などで袋に穴ができたり破れたりして液体が漏れ出し、水たまりのようになったものがガングリオンで、次第に濃縮されて硬くなることもあります。大きさは米粒大からピンポン球くらいです。

 一番よくできるのは手首で、足の甲や指、膝などにもできます。ある程度の硬さになるまでは気づかないこともあります。そのまま軟らかくなって症状が消え、自然に治ることもあります。治療しないケースが大半ですが、周りの神経を圧迫して痛むこともあり、その場合は注射をして中の液体を吸い出します。

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