ドン・ファン殺害 元妻起訴で法廷攻防へ 黙秘VSデジタル捜査

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野崎幸助さんが倒れているのが見つかった自宅2階の寝室=知人提供
野崎幸助さんが倒れているのが見つかった自宅2階の寝室=知人提供

 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77歳)が急死してから約3年。和歌山地検は19日、元妻の須藤早貴容疑者(25)を殺人などの罪で起訴した。事件の3カ月前に結婚し、その直後から関係が悪化していたという2人。須藤被告は黙秘を続けているとされ、詳しい殺害方法や動機は不明のままだ。目撃者もおらず、法廷では激しい攻防が予想される。

 和歌山地検はこの日午後4時半から、報道各社の取材に応じた。起訴に至った理由を問われると、幹部は「殺人で起訴できる証拠が集まった」と即答し、公判への自信を見せた。ただ、覚醒剤の投与方法などについては「証拠に関わるので回答は差し控える」として明らかにしなかった。

 野崎さんは2018年5月24日午後10時半ごろ、自宅2階寝室のソファで倒れて死亡しているのを、妻だった須藤被告と家政婦の女性が発見した。死亡推定時刻は午後9時ごろ。血液や胃の内容物から多量の覚醒剤成分が検出された。

 野崎さんはその数時間前に覚醒剤を飲まされたとみられ、県警は家政婦が外出して須…

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